「ジャズ大名」、1986年(1時間25分)
筒井康隆原作小説の映画化(35年前)です。
日本にいたころ見ました。
黒人奴隷が幕末の小藩に漂流し、藩主を
巻き込んでジャム・セッションをする騒動。
Youtube動画は、テレビで放映されたもの、
CMカット無しにアップしてあります。
始まりの2分29秒後から映画です。
ナンセンスなギャグ、ファンキーで、
突き抜けたジャズコメディ、
政治的なことは笑い飛ばして、
最後に生き残るのは、反戦、反人種主義!!!
今なら、くたばれ、トランプ主義です。
素晴らしくて、
メチャクチャ楽しい映画です。
「血と砂」、1965年モノクロです。(2時間12分)
56年前の映画、戦争アクション映画の
範疇ですが、反戦映画です。
これも、日本にいたころ見ています。
従軍慰安婦、少年軍楽隊、日中戦争とか、
今なら手が出せないような要素・題材を
使って、戦争の悲惨さを描いています。
この映画にもジャズ音楽が使われます。
ラストシーンがとりわけ素晴らしいです。
凄い映画です・・・
Amazonプライムビデオにアップされていた
同監督の怪作「殺人狂時代」(1967年)も
面白いのですが、この2作品は違った
素晴らしさで感動します。